MASTERPIECE FRENCH VINTAGE. -名作、『フレンチハンティングジャケット』-

おはようございます。

大阪南船場の古着屋『SLOWLIFE&CO.』yasuhitoです。



一昨日はお休みを頂きやりたかった用事を済ませ、夜から十日戎に行ってきました。

何年か前にも一度行った事があったのですが、相変わらずのすごい人…。

でもその分すごいパワーを頂けたような気はします。

笹も購入でき、ご利益バッチリ頂けそうです。



さて少しお休みを頂いてたBlogなので、久しぶりな本日は骨太なVINTAGEをご紹介。

FRENCH VINTAGE 50’S PIQUE BODY HUNTING JACKET


フレンチVINTAGEの名作の中の一つであるハンティングジャケット。

一つ一つに動物のデザインが施された、通称『アニマルボタン』が付いた名作のフレンチVINTAGE。

アメリカのそれとは一線を置いており、どこか上品な印象を受けます。

当時、ハンティング自体が富裕層のスポーツとして盛んであり、その人間がストレスなく着用する為ほとんどのものがオーダーメイドで製作されているようです。

極端なサイズのものをよく目にするのも頷けますね。

様々なボディのものが存在しますが、こちらは比較的スタンダードかつ人気な太畝ピケボディの一着。

近年、有名なブランドがこぞってサンプリングしており、それも手伝ってかますます注目が集まっているアイテム。



肉厚なコットンピケボディ。

ステッチを走らせることで、コットンツイル等に比べてその強度は段違い。

用途上、理にかなった仕様に。




間違いなくこのジャケットの一番のポイントであるアニマルボタン。

動物の型押しデザインももちろんですが、一つ一つラッカーを施されており仕事の丁寧さが伺えます。

ここまで手の込んだボタンはVINTAGEでは後にも先にも見かけないと思いますね。




胸元のポケットと同様にV字カットが印象的なフラップポケット。

精密でしっかりしたステッチワークに、ここにも小ぶりのアニマルボタンが。




後ろのゲームポケットももちろん大容量。

もちろん入り口のボタンはアニマルボタン。

徹底されています。



襟裏は補強と型崩れ防止の為の均等に走った山形ステッチが。

普段見えない細かなところですが、こういった部分まで丁寧に作られているのを見るとくすぐられますよね。




フロントの胸元に走っていたステッチの裏にはインサイドポケット。

こちらも大きく機能的。




ストレスがかかりやすいアームホール部分には、しっかりしたパイピングが。

他にも擦れることを想定したと思われ、背中部分にはコットンライニング仕様。

フロントの裏はおそらく保温性を向上する為ライニングを張らず、起毛した裏地をむき出しにしそのまま活用したのではと思われます。




VINTAGEの中でも機能性を考えられた仕様が、現代的視点から見るとデザインとして捉えられ、ファッション性も抜群に高いハンティングジャケット。

ただ、フランスのものは落ち着いたカラーリングにより合わせる服との馴染みも抜群と思われます。

少し大きめのデニムをレイヤードしトレンドをプラス。

ニュートラルなカラーリングのセーターは他のアイテムを選ばない万能選手。

アクセントと防寒性を加える為、首元には度々登場するパシュミナストール。

加えて足元はブラックで統一し、スタイリッシュ感とまとまりを意識しました。




あえて大きめのデニムジャケットを選ぶことで、ロールアップにより袖口にアクセントをプラス。

近年様々なブランドがこの時期提案しているジャケットやコートの中にデニムジャケットをレイヤードするスタイリングですが、重苦しい中に軽さとこなれ感を簡単に出すことができ、ただでさえ重い印象を受けるアイテムが多いVINTAGEを中心にしたスタイリングをする時は積極的に取り入れたいテクニックですね。

首元のストールとちらっと見える明るいカラーのセーターが抜け感を演出。

重厚かつボヤッとしたカラーリングのジャケットなので、少しはっきりしたカラーのアイテムを入れてあげることで、お互いを引き立たせることができます。

色味を上半身に集めている分、下はブラックで統一しまとまりと足長効果をプラス。

当店がPUSHするアクションスラックスと革靴の鉄板な組み合わせ。




もちろん室内を想定しジャケットを脱いだ時でもかっこいい。

ゆったりしたデニムジャケットを選び、足元はブラックで統一した少し細身のパンツとスッキリしたシルエットの革靴を選ぶことでVシルエットを意識。

季節柄どうしても厚着をしてしまう時でもスッキリ見せるテクニックですね。


近年ジャケットを羽織らずマフラーを巻くスタイルもよく見かけるので、今回は敢えてストールは巻いたままで。

アクセントとしてはもちろんなのですが、ストールを巻くだけでも保温性は抜群。

顔周りも明るく視線も上に行く為ここでも足長効果を発揮します。


今の時期是非お試し頂きたいスタイリング。



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Eddie Bauer 60'S ダウンジャケット

SIZE:(着丈81.5cm/身幅58cm/袖丈52cm(ラグラン袖の為脇下にて測定)/裄丈82cm) 1936年に世界で初めてダウンジャケットを製作したとして有名な、アメリカの老舗アウトドアブランドである『Edde Bauer』。 今もなお企業業態を変えず、様々な人々に愛され続けていることから、その物作りに世界的に定評があります。 Eddie Bauerの中でも極寒の環境の中での着用に向けて製作されていたラインの『BLIZZARD PROOF』。 袖口の中に施されたウインドプルーフリブや、グローブを着用していても機能しやすいように想定された大ぶりのポケット等、寒い気候で着用する事をしっかり計算された仕様に。 加えて、ナイロンのボディで防水性にも富んだ一着。 表記がないのですが、おそらく『S』と思われる希少なサイズ感。 状態ですが、全体的に経年による使用感があります。 特に内側の方部分のダメージ、内側裾のダメージ袖口とフロントボタン付近のダメージと接着剤跡が目立ちます(画像10〜13)。 おそらくチンストラップのようなものが付いていたと思われますが、欠品しているようです(画像9)。 その為安価にて価格設定致しました。 ただ、着用には問題ない程度で、まだまだ付き合って頂けると思われます。

Eddie Bauer 60'S ダウンジャケット

名作ダウンジャケット。

加えてタグ買い必至な『日の出タグ』。

状態が良くない為、めちゃくちゃ安価にて設定しております。

是非、ご覧くださいませ。



昨日の夜からまた一段と冷え込んできましたね。

なにやらニュースでは今期一番の寒気とか。

本当に体調に気を付けてお出かけしたいところです。


決まり文句ではありますが、本日も店内暖かくしてお待ちしております。

時期的にもゆっくりして頂けると思いますので、是非お越しくださいませ!!!




『SLOW LIFE&CO. - VINTAGE & OUTFITTER -』

OPEN 12:00 - CLOSE 21:00

定休日:火曜日

〒542-0081

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